金貨の販売

金貨について(『日本貨幣カタログ2014』発行 日本貨幣商協同組合より引用）

金貨の歴史はたいへん古く、コインの歴史と共に存在するといっても過言ではありません。 1252年にフィレンツエでつくられたフローリン金貨が広くヨーロッバで使われたのは、金の価値が認められていたからで、戦乱、国の興亡等で物価の大変動があっても金はその価値を維持し続け、資産としての重要な立場を占めてきました。 1616年イギリスの貨幣法でソブリン金貨(1817)の発行は金貨に自由鋳造、自由融解を認めたのが金本位制のはじまりで、1971年の金と米ドルの交換停止宣言(ニクソン・ショック)で終了し、以降は変動為替相場制に移行しました。 世界には様々な種類の金貨が存在します。通貨として製造・通用した金貨、それらの内の一部の人気のあったものを国内に金を保有される目的や外貨獲得の為にデザインや年号を変えずそのまま再鋳した金貨(リストライク)、記念金貨、地金型金貨などがあります。 「金貨」の魅力はその輝きだけなく、歴史的背景を知る上で「資産性」という観点からも根強い人気を保っています。

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